コンテキストをスマートに選択! テーブルオカレンスグループ(TOG)で整理上手
システムを構築していくと、リレーションもどんどん煩雑になってしまい、結構収拾がつかなくなってしまいがちです。
どのバージョンでもそうですが、別にきちんと機能や業務ごとなどに整理できていれば良いのですが、それにしてもひとつのファイルにリレーションを何十本とか張っていくと、ネットワークで組んでいるシステムのレスポンスや排他制御などの面で不安を覚えることもあると思います。
FileMaker Pro7以降はテーブルを新たに作ると、そのテーブルで設定したフィールドたちの内容を表示するために新しいレイアウトも同時に作成されます。さらに、前項でも軽く説明しましたが仮に、テーブルA は別の名前で テーブルA' などという分身も作る事が可能です。
なんのために分身など作るのか?んなもん無くても旧来のやりかたで不便ないぜ!つーか、あれ訳わかんねー。というご意見を持つ方はたくさんおられると思います。別にぜんぜんいいんです。これがわからないとバージョン7以降の開発が出来ない訳ではありませんから。
例としてカレンダーのシステムがあります。下図を見ていただくと、Calendarというテーブル(右)とCalendar_List(左)があります。もとは同じテーブルなのですが、別の名前で指定しているため、それぞれ関連性の無い2つのレイアウトになっています。非関連ということはつまり、リレーションでその相手の値はとってこれないんです。
別の言い方をすると、その作業ごとに必要なリレーション先の値がわかれば良いので、必要の無いリレーション先のデータなんぞ見たくないわい。という感じです。そういった作業や業務ごとなど、目的別にリレーションの通り道を選択することをコンテキストを選択するということになります。また、作業や目的毎に設定してあるテーブル(別のテーブル名)たちとリレーションが張ってあるかたまりを、本家海の向こうの整理上手な人たちは、テーブルオカレンスグループ(TOG)と呼んで、上手にシステムを管理しているようです。